導入事例|株式会社ダイショウ

精密な圧着品が多くなったため、作業工程が圧迫されるようになってしまいました。
人員を採用しようにも、仕事を覚えるまでに時間がかかるため、できれば今の人員のままで作業の効率化を図りたいのですが……。

細かな圧着作業に最適な、エルメック製のストリップクリンパー「STC-220」をご提案しました。
通常は専用のアプリケーターが必要ですが、「STC-220」は既存のアプリケーターをそのまま使用できるため、コストを抑えることが可能です。

作業効率が約2倍になっただけでなく、圧着の精度も大幅に向上し、たいへん助かっています。
もう今までの機械には戻れませんね。

長いケーブルを束にして繰り出したいのですが、現在使っている機械は、内側から引き出すタイプで、長いケーブルの加工をすると絡まってしまいうまくいきません。
何かよい加工機はないでしょうか？

ビニールチューブなどを加工するために作った機械をケーブル用に改良した繰出機「TCF-1000」の試作機をご提案しました。

手作り感の残る無骨な機械でしたが、実用性は十分で繰り出したケーブルを上手く引き出せています。
欲を言えば、もう少しスタイリッシュな外観だと最高でしたが(※)、使い勝手には問題ないので満足です。
次回、加工機を買うときにもまた相談させていただきます。
※提供した加工機は試作機だったため、試行錯誤の痕跡がありました。現在は塗装をしっかり行い、製品らしくなりました。